内容説明
「回天」特攻の創始にあたり、鋼鉄の棺に身を託して、死地に突入した若者たちの生と死―開戦直前に兵学校を卒業し、ソロモンの最前線で肉薄乱打戦を演じた若き士官が、伊号第四七潜水艦航海長として再び出撃した悲劇の「回天」戦。出撃中止命令は遂に来たらず、征く者と残される者たちの決定的瞬間を描く感動作。
目次
第1章 戦艦激突
第2章 東京急行
第3章 消耗惨敗
第4章 業火の海
第5章 憤死の場
第6章 憂国の至情
第7章 菊水の旗のもと
第8章 われら金剛隊
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