内容説明
史上最大の海戦の全貌。参謀長が綴る戦艦「大和」「武蔵」の死闘。
目次
第１章 捷号作戦への準備
第２章 捷号作戦計画の全貌
第３章 比島のわが方の防備状況
第４章 比島沖海戦の序幕
第５章 レイテ湾突入作戦の性格
第６章 栗田艦隊の作戦と出撃
第７章 レイテ沖の大海戦
第８章 各部隊の戦況
第９章 比島沖海戦の跡
第１０章 アメリカ海軍の作戦批判
終章 海戦余録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソビヱツク
1
太平洋戦争末期の捷一号作戦の立案やレイテ沖海戦の戦闘経緯を栗田艦隊の元参謀長小柳冨次氏が戦後に綴った書籍で、レイテ沖海戦において謎とされている「栗田艦隊謎の反転」の真相のみならず、レイテ沖海戦のアメリカ側の分析、レイテ沖海戦時の日本海軍の各指揮官達の人物像などが事細かく描かれていて大変参考になりました。元参謀長の著者が語る「捷号作戦は自殺的作戦であった」という言葉がレイテ沖海戦の全てを物語っているように思われます。
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