内容説明
作戦遂行のかなめ―電話線架設に命を懸けた「通信兵」の知られざる戦いの記録!銃弾飛び交う最前線で、山を越え、川を渡って司令部と前線部隊を結ぶ通信線設営・保守に奮闘した男たち。「戦う兵隊」に対して「働く兵隊」と呼ばれた通信隊の最前線での作業の実際を元小隊長が克明に描く!
目次
第1章 長江を征く
第2章 働く兵隊
第3章 通信兵気質
第4章 電線は生きている
第5章 陣地を死守すべし
第6章 敵弾の下で
第7章 通信隊が一番乗り
著者等紹介
福田廣宣[フクダヒロノブ]
昭和15年春、軍通信隊である「第十三軍通信隊」をベースにして臨時編成された「臨時派遣第五電信中隊」の小隊長を務めた。当時、陸軍中尉。後に「臨時派遣第五電信中隊」は解隊されて、「野戦電信第三十五中隊」と「野戦電信第三十六中隊」に改編された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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