内容説明
西郷隆盛、大久保利通、長沼嘉兵衛、海江田信義、税所篤、吉井友実、伊地知正治らが中心となって結成された「精忠組」―日本の将来を憂い、わが国の未来のために力を尽くした若者たちの物語。激動の時代に翻弄されながらも、命懸けで己の信念を貫き通し、逞しく戦い抜いた志士たちの生きざまを描いた感動作。
目次
第1章 四十九人の同士結成
第2章 西郷、大島から召還
第3章 薩摩藩、孤立無援
第4章 流離転変
第5章 西郷の軍略構想
第6章 王政復古の号令なる
第7章 ふたたび薩摩藩大窮地
第8章 鳥羽・伏見の砲声
第9章 精忠組西郷、東征軍参謀
著者等紹介
早瀬利之[ハヤセトシユキ]
昭和15年生まれ。昭和38年、鹿児島大卒。上京後、種々の雑誌記者。40歳のとき雑誌編集長を辞め作家活動に入る。石原莞爾研究家、日本ペンクラブ会員、関東戸山流居合剣道会2代目会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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