内容説明
零戦、紫電、紫電改、月光、雷電、天雷、烈風、震電、強風、秋水、電光…技術と鍛錬により青春のすべてを傾注して戦った精鋭搭乗員と技術者たちの研鑽の日々。体験当事者たちの証言で綴る海軍戦闘機の真髄と全貌。
目次
海軍戦闘機隊の用兵思想と空戦法の変遷
太平洋戦争に果たした零戦の戦略的役割
私が会得した「零戦」必勝空戦法
空戦の奥義“必殺の旋転戦法”を開眼した日
南京上空を乱舞した「九六艦戦」初陣記
複座零戦はこうして改造された
わが青春の翼その名は零式練習戦闘機
見よバンダ海“下駄ばき”二式水戦の航跡
本格派水上戦闘機「強風」桧舞台に登場す
悲運の戦闘機「紫電」がたどった受難秘史〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カワセミ440
3
図書館にあったので借りてみました。戦闘機マニアではありません。せいぜい『ゼロ戦』って凄いんだ!っていうくらいの生半可な知識しかありません。とはいえ、冷静に考えると日本人はゼロ戦を神格視しすぎるきらいはあるような気がします。零戦が出た当初は素晴らしかったんだろうけど、他国だってそのまま指をくわえて観てたわけじゃないようです。っていうことを考えながら読んでいくと面白い。『紫電改』や『烈風』の実戦配備があったらどうなってたんだろう?でも、資源の無い日本じゃ、戦局変わる訳ないよなあ。当時の技術者達は頑張ったけど。2012/05/05
zunbe
0
日本海軍の戦闘機についての自伝集。パイロットだけでなく、設計者による自伝であったり、零式練習用戦闘機など、あまりフューチャーされない機材について書かれているなど、興味深い内容だった。2017/11/06
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- 和書
- 7人家族の真ん中で。