内容説明
ペリー艦隊の砲艦外交の衝撃に遭遇、国の行く末を案じつつ武力討幕、大政奉還のはざまを駆けぬけた３３年の熱き生涯！妻のお龍、女丈夫の乙女姉などに宛てた龍馬の赤裸々な手紙を駆使、武市半平太の土佐、亀山社中、海援隊の長崎、桂小五郎の長州、新選組の京都等、史跡を訪ねつつ活写した龍馬と幕末志士たちの青春。
目次
第１章 大志抱胸（ペリー艦隊；人間は変わる；小龍との邂逅）
第２章 江戸に棲む日々（大きな財産；アメリカ総領事ハリス；龍馬と半平太；天と地の差）
第３章 草莽の志士（土佐勤王党；国のためだ！；坂龍飛騰；一大共有の海局；龍馬の手紙；異形の志士）
第４章 薩長連合（独立不羈；大いなる包容力；神戸海軍操練所；面目丸つぶれ；国を思えばこそ；お龍という女）
第５章 大政奉還（第二次長州征討；亀山社中の危機；海援隊約規；船中八策；新時代の胎動；龍馬遭難）
著者等紹介
河合敦［カワイアツシ］
１９６５年、東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程（日本史専攻）修了。現役の高校の歴史教師。第１７回郷土史研究賞優秀賞、第６回ＮＴＴトーク大賞優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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