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私の記憶が消えないうちに―デコ 最後の上海バンスキング

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062191104
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

性格派女優であり恋多き女・吉田日出子は、現在深刻な障害と戦っている。最後に語り残すエッセー。「ウエルカム上海」の歌声の特典も性格派女優であり恋多き女・吉田日出子は、いま深刻な障害にとりつかれている。記憶が去ってゆくという症状に。
その発症以前から、最後の一冊としてライター・小峰敦子さんに語っていた女優の一生。
現在、生まれ育った家で同居する母・正子さんは、医師にして三度結婚した豪傑。戦前のフランス・パスツール研究所へ留学し、パリで岡本太郎や早川雪州と交流も持った。
おもしろエピソード満載の自伝エッセイ。
吉田日出子が、2012年11月、観客の前で歌う最後となるであろう舞台(新宿領山泊公演)での熱唱、ミュージカル『上海バンスキング』の劇中歌、「ウエルカム上海」
Youtubeにて公開中!

http://youtu.be/qvWGEwzFtZo

吉田 日出子[ヨシダ ヒデコ]
著・文・その他

目次

第1章 ご無沙汰のワケ
第2章 愛しの自由劇場
第3章 夢のあとさき
第4章 家を建ててトゥルーパーがやってきた
第5章 こぼれ落ちていくもの
第6章 母
第7章 歌っていたい

著者等紹介

吉田日出子[ヨシダヒデコ]
1944年、金沢市生まれ。都立北園高校卒業後、62年、俳優座養成所へ。66年、串田和美らとともに「アンダーグラウンド自由劇場(後にオンシアター自由劇場として再結成)」を旗上げする。79年、『上海バンスキング』初演。主役の正岡まどかを演じ、小劇場のヒロインから全国的な人気女優となる。同作で紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。菊田一夫演劇賞(86年)、日本アカデミー賞助演女優賞(『社葬』、89年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M S

3
吉田日出子さんも、自由劇場も大好きで、上海バンスキングも何回も見に行って、チンゲルタンゲルという舞台では、客席に降りてきた日出子さんが私の膝に座ってきたこともあったっけ。また元気な姿を見たいです。2017/02/22

つっきー

3
現段階で日出子さん最後のテレビドラマとなっている『冬のサクラ』の頃から認知症なのではないかと囁かれていたが、実際は高次脳機能障害を発症していらしたことが明かされている。 幼い頃の話や自由劇場の創成期のことなどは、日出子さんらしいエピソードばかり。 登場する俳優たちの煌びやかさといったら! なんて素敵なんでしょう。 この本では更にそこから遡って母親の人生にまで章をさいて語られている。 戦前にフランスに渡り、パスツール研究所で働いていた母、正子。 →2017/01/25

もぐを

2
吉田日出子さんのこと。自由劇場のこと。障害のこと。もう70歳になるんだなぁってこと。上海バンスキングのこと。2016/08/30

ひとひら

1
★★★★2015/01/30

ぱーぷる・ばんぶー

0
女優吉田日出子の自伝。記憶が失われていく高次脳機能障害を患う吉田日出子から2010年から5年に渡るインタビューをまとめたもの。2010年の「上海バンスキング」の再演の時にはすでに障害があり、仲間みんなでフォローしてもらって演じることができたらしい。タイトルが切ない。2015/07/11

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