出版社内容情報
性格派女優であり恋多き女・吉田日出子は、現在深刻な障害と戦っている。最後に語り残すエッセー。「ウエルカム上海」の歌声の特典も性格派女優であり恋多き女・吉田日出子は、いま深刻な障害にとりつかれている。記憶が去ってゆくという症状に。
その発症以前から、最後の一冊としてライター・小峰敦子さんに語っていた女優の一生。
現在、生まれ育った家で同居する母・正子さんは、医師にして三度結婚した豪傑。戦前のフランス・パスツール研究所へ留学し、パリで岡本太郎や早川雪州と交流も持った。
おもしろエピソード満載の自伝エッセイ。
吉田日出子が、2012年11月、観客の前で歌う最後となるであろう舞台(新宿領山泊公演)での熱唱、ミュージカル『上海バンスキング』の劇中歌、「ウエルカム上海」
Youtubeにて公開中!
http://youtu.be/qvWGEwzFtZo
吉田 日出子[ヨシダ ヒデコ]
著・文・その他
目次
第1章 ご無沙汰のワケ
第2章 愛しの自由劇場
第3章 夢のあとさき
第4章 家を建ててトゥルーパーがやってきた
第5章 こぼれ落ちていくもの
第6章 母
第7章 歌っていたい
著者等紹介
吉田日出子[ヨシダヒデコ]
1944年、金沢市生まれ。都立北園高校卒業後、62年、俳優座養成所へ。66年、串田和美らとともに「アンダーグラウンド自由劇場(後にオンシアター自由劇場として再結成)」を旗上げする。79年、『上海バンスキング』初演。主役の正岡まどかを演じ、小劇場のヒロインから全国的な人気女優となる。同作で紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。菊田一夫演劇賞(86年)、日本アカデミー賞助演女優賞(『社葬』、89年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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