内容説明
ポートモレスビー攻撃、ガ島攻防戦、ラバウル防空戦など戦闘の詳細、山本五十六GF長官護衛機の唯一人の生き残りが明かす長官機撃墜の実相など、連日激闘を重ねた“大空のサムライ”たちが綴った知られざる真実。ラバウル戦闘機隊の死闘をいまに伝える臨場感あふれる貴重な証言集第3弾。
目次
ポートモレスビー空爆行
ラエ上空の仇敵“零戦vs略奪者”
地獄の最前線ラエ制空戦始末
ブイン発直掩隊ソロモンに果てるとも
ガダルの空は血の色に染まっていた
零戦「若武者」忘れじの勇戦譜
赤い積乱雲は泣いていた
零戦魂―不時着機救出に成功す
殊勲の零戦/ブイン上空迎撃記
ガ島沖の敵船団を攻撃せよ
死とはもっと怖いはずだ!
私は山本長官機の直掩だった
史上最大の空戦’43・11・2
武運拙し二〇一ラバウル航空隊
私が経験した“真昼の決闘”
激闘零戦一万カイリに生きる
著者等紹介
秋本実[アキモトミノル]
昭和3年、東京牛込に生まれる。東京府立第四中学校を経て、東京都立航空専門学校に入学、航空機設計技術者を志したが、終戦のため実現せず、以後、日本軍用機史の研究に従事。各種航空雑誌、軍事雑誌、模型雑誌、少年雑誌に執筆。昭和23年より平成2年まで、42年間にわたり参議院事務局に奉職、委員会運営事務、広報写真撮影等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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