戦艦大和と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769813545
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

内容説明

戦艦大和とは日本人にとって何なのか。秘匿名一号艦。超弩級戦艦、不沈艦ともいわれ、没後60年をへて21世紀の今日なお、映画に博物館にブームを巻きおこし、日本人の心を刺激してやまぬYAMATOの真実。なぜ日本人は大和を建造したのか。否、造らざるを得なかったのか。そして完成時にはいかなる状況におかれ、戦場では実際にどのように運用されたのか。世界最大最高の技術力と46センチ主砲を擁し、日本の命運をになって悲しき最期への道を歩んだ戦艦大和の生涯を、日本近代史のなかに位置づけた異色の日本人論。

目次

第1章 浦賀からツシマ沖へ
第2章 大建艦競争と海軍休日
第3章 巨艦大和誕生の秘密
第4章 日の出の勢い
第5章 形勢逆転
第6章 戦艦大和の出番
第7章 殷々たる砲声
第8章 敵はどう出てくるか
第9章 天一号作戦
第10章 不沈艦の悲しき最期

著者等紹介

永沢道雄[ナガサワミチオ]
1930年生まれ。東京出身。朝日新聞整理本部長、編集委員、朝日カルチャーセンター(東京)講座部長等を歴任。戦争体験を掘り起こす会運営委員。軍事史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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わすけ

1
某ブラウザゲームに触発され、図書館で読破。大艦巨砲主義のもと、戦力に勝るアメリカに対抗すべく極秘裏に建造された大和、武蔵であったが、真珠湾攻撃で日本自身が航空戦力の重要性を実証した直後に大和が聯合艦隊所属になり、誕生した時にはすでに戦力として十二分に貢献できる環境になかったというのがなんとも形容しがたい。戦艦が主役となって戦った近代海戦が日露戦争の日本海海戦まで遡るというのには少し驚いた。レイテ沖海戦の経過が、大和所属の栗田艦隊以外の艦隊についても書かれており、少ない文量でよくまとまっていると感じた。2015/05/19

寅次郎

0
再読してしまいました。2009/07/20

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