内容説明
どうして北朝鮮は日本を敵視するのか。また韓国が反日教育を展開する本音を、あなたは知っていますか。民族的資質や歴史、地理、文化、生活習慣、国民性、経済、日本との交流等々、朝鮮民族の「恨」の構図を分析し、近くて遠い隣国の本質を理解するための一冊。
目次
第1章 朝鮮は遊牧騎馬民族の末裔(朝鮮半島に居住した民族とは;朝鮮半島民族は満州民族の支流;身内と他人を厳しく選別する朝鮮民族;「恨」の感情を育んだ半島の歴史)
第2章 大和民族と朝鮮民族の相剋(高麗時代までは日本に従属姿勢;創氏改名は武烈王が始めた;朝鮮民族が日本人を嫌いな訳;日本人が朝鮮民族を嫌いな訳)
第3章 なぜ朝鮮は異民族に支配され続けたのか(異民族の力で同族を亡ぼした弱み;弱小半島国家の悲劇;中央集権的官僚政治の欠陥;儒教体制を徹底的に模倣した災禍)
第4章 「恨」の感情で固まった北朝鮮(軍部独裁へ舵をきった主体思想;実情は国連基準の最貧国家;核とミサイルでしか外貨を稼げない;なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのか)
第5章 北朝鮮はどこへ行く(迫る崩壊の危機と韓国の懸念;金正日は死んでも軍事政権は残る;渦巻く関係諸国の思惑;二千五百年来の見果てぬ夢)
著者等紹介
杉山徹宗[スギヤマカツミ]
東京都出身。1965年、慶応義塾大学法学部卒業、米国ウイスコンシン大学大学院修士課程修了、カリフォルニア州立大学講師(在米12年)を経て、明海大学教授。陸上および海上自衛隊幹部学校・指揮幕僚課程・高級課程講師。(財)ディフェンス・リサーチ・センター研究委員。法学博士。専門は国際関係論、外交史、比較防衛学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。