内容説明
パイプライン完成とともに操業開始を取り沙汰される東シナ海ガス田をめぐる紛争実態や、尖閣諸島に大挙上陸、占拠の可能性など、厳然として今そこにある危機に、日本はどのように対処するのか。テーマ別に政治的、経済的、戦略的観点から複眼的視野で分析し、その危険度を透視した話題作。
目次
第1章 軍事紛争の危機せまる東シナ海
第2章 東シナ海の地政学と中国の野望
第3章 あくなき共産中国の覇権追求戦略
第4章 不透明な軍事力増強の真意は?
第5章 危うし東シナ海ガス田
第6章 尖閣諸島を奪還せよ
第7章 そのとき日米同盟は機能するか
第8章 なぜ中国は台湾を統一したいのか
第9章 日本はいかに対応すべきか
著者等紹介
上田愛彦[ウエダナルヒコ]
防大1期卒、元陸将、東北大学大学院博士課程修了、工学博士、陸上技術開発官、(財)DRC専務理事
高山雅司[タカヤママサジ]
防大1期卒、元海将補、海上自衛隊阪神基地隊司令、米海軍兵学校連絡官、DRC研究委員
杉山徹宗[スギヤマカツミ]
慶応大卒、ウイスコンシン大学大学院修士課程修了、明海大学教授、法学博士、DRC評議員兼研究委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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