海軍肉じゃが物語―ルーツ発掘者が語る海軍食文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769812920
  • NDC分類 394
  • Cコード C0095

内容説明

「肉じゃが」のルーツは帝国海軍“男の料理”だった!“おふくろの味”人気ナンバーワン家庭料理をひもとくと、意外な歴史が見えてくる。蘊蓄、ウィット満載で軽妙に綴る肉じゃが誕生秘話。

目次

海軍料理教科書から「肉じゃが」を発見!
テレビ番組『謎学の旅』
番組後日談
海軍レシピの背景
ここでも福沢諭吉登場
イギリス式海軍の誕生
海軍誕生の背景に薩摩あり
兵食は幕府海軍を手本
乗組員に原因不明の病気続発
脚気との戦いの明け暮れ〔ほか〕

著者等紹介

高森直史[タカモリナオフミ]
昭和14年生まれ。熊本県人吉市出身。佐伯栄養学校卒、管理栄養士。昭和39年、海上自衛隊幹部候補生学校入校。護衛艦補給長、防衛大学校教官、航空群司令部幕僚、海上幕僚監部人事課、護衛艦隊司令部幕僚、海上幕僚監部補給課衣糧班長、同厚生課給与班長、地方総監部経理部長等を歴任。元1等海佐。防衛庁在職中、「肉じゃが」のルーツを旧海軍の料理書から発掘、海軍料理を通じて舞鶴、呉の町おこしにも協力、海軍料理研究家として食文化普及、栄養相談などで活動中。本名=日浦直史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nekonekoaki

4
「ルーツ発掘者が語る海軍食文化史」のサブタイトル部分が本書のかなりのページを占めている。が、そうでなければなぜ「肉じゃが」は海軍発祥なのかにたどり着くことができないことがよくわかる内容となっています(かな?)。幕末から直近現代にかけての食べることに関する考察が面白く語られています。寄り道、脇道、遠廻りが随分と多いのは著者の知識、蘊蓄の賜物かと。ここに改めて東郷元帥に最敬礼です。2006年3月15日発行。2022/04/16

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