内容説明
明治、大正、昭和というそれぞれの時代と真摯に向き合い、「公」に誠実に生きた正木家の人びとと司馬遼太郎の交流を軸に、日露戦争の展開を流麗な筆致で活写する。司馬が形容した「ブルーの潮風が吹き通る海の系譜」が織りなす心的情景を鮮やかに紡ぎ出す異色作。
目次
第1章 鎮魂の海
第2章 明治の志
第3章 旅順の桜
第4章 父に抱かれた遺骨
第5章 明治の美質
著者等紹介
青山淳平[アオヤマジュンペイ]
1949年山口県下関市生まれ。松山商科大学(現・松山大学)大学院修了。国家と個人のあり方をみつめた著書多数。『人、それぞれの本懐―生き方の作法』(愛媛出版文化賞、社会思想社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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