海軍予備学生零戦空戦記―ある十三期予備学生の太平洋戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769812081
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

戦勢すでに傾きつつあった昭和18年10月、師範学校を出て海軍に入隊、8カ月の速成教育で海軍士官となり憧れの戦闘機搭乗員に!多数の特攻隊員を送り出し「予備学生の墓場」と呼ばれた元山航空隊、そして戦闘三〇三飛行隊で、沖縄桜花特攻直掩、本土防空戦に奮戦した若き零戦パイロットの手記。厳しい戦場で、歴戦のエース岩本徹三少尉や谷水竹雄上飛曹らに空戦の要諦を学び、同期生の死、兵学校出身士官との確執に悩みながらも全力で生きた2年間の記録。

目次

第1章 予備学生になるまで
第2章 娑婆から土浦航空隊へ
第3章 霞ヶ浦海軍航空隊東京分遣隊
第4章 大村海軍航空隊元山分遣隊
第5章 元山海軍航空隊飛行学生
第6章 元山海軍航空隊教官
第7章 元山海軍航空隊での生活
第8章 二〇三航空隊戦闘三〇三飛行隊
付 愛機零戦の泣きどころ

著者等紹介

土方敏夫[ヒジカタトシオ]
大正11年(1922年)、東京生まれ。豊島師範学校卒業、東京物理学校在学中、昭和18年10月、13期海軍飛行専修予備学生として土浦海軍航空隊に入隊。19年8月、飛行学生教程卒業。元山海軍航空隊教官。20年4月、二〇三航空隊戦闘三〇三飛行隊(鹿児島市鴨池基地)に転勤。沖縄戦にて、特攻機直掩、機動部隊索敵攻撃、迎撃戦などに参加。終戦時、海軍大尉。戦後は、私立成蹊中学校・高等学校数学科教諭を39年、外務省人事課子女教育相談室長を18年と、教育関係の仕事に携わる
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