内容説明
これまで確認されただけで工作船21隻を日本の領海内に派遣、工作員を約120回密出入国させ、政権を支える自国の軍隊内にすら10人に1人の割で秘密監視要員を配置する北朝鮮情報機関。党や軍の対外工作組織の編成と任務、他国への侵入方法と特殊装備、教育・訓練の概要、また二重、三重に配置された国内監視システムの詳細と各組織の役割を克明に描いた衝撃の1冊!日本・韓国・北朝鮮等で公表された断片的資料を丹念に繋ぎ合わせ、巨大な権力維持システムの全体像を初めて白日の下に晒す。
目次
第1章 建国と情報機関
第2章 組織
第3章 対外工作の実態
第4章 国内監視の実態
第5章 工作員の侵入形態
第6章 情報機関の目的