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光人社名作戦記
流氷の海―ある軍司令官の決断

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769811114
  • NDC分類 916
  • Cコード C0393

内容説明

日独伊三国同盟の下、ヒトラーの恫喝と圧力をはねのけて、数万人のユダヤ人難民を飢餓と凍死から救い出し、自らは悲劇の島アッツ、キスカ方面軍司令官となり、「太平洋戦争最大の奇蹟」を演出した異色のヒューマニズム将軍・樋口季一郎の波瀾の生涯を活写する。

目次

第1章 ゆるぎなき決断
第2章 せまりくる危機
第3章 アッツ島守備隊の最後
第4章 流氷の海の彼方に
第5章 凍原に日は落ちて
第6章 占守島を血に染めて
終章 はるかなるアッツ

著者等紹介

相良俊輔[サガラシュンスケ]
大正9年、東京に生まれる。文芸誌、娯楽誌の編集記者十余年、その間、山手樹一郎、山本周五郎、外村繁、牧野吉晴氏らと親交をふかめ作家生活に入る。文芸誌「不同調」に処女作「虚構の夜」を発表。以後、新聞連載小説や児童小説を執筆する。動物小説、熱血冒険小説の著作多数。昭和54年8月歿
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冴人

0
樋口季一郎、立派な人2008/09/23

しんさん

0
あまりの感動に再読!!北方の島々の地図を開きながら時系列に戦況を追った。カエサルの「ガリア戦記」にも負けずに心に迫ってきた。ソ連軍に勝ちなながら武装解除させられた「占守島の戦い」の無念さはいかほどだったか。樋口季一郎は正真正銘「日本の武士」である。愛馬「蓮蕾」の恩返しの話に最後はほっとした気分で読み終えた。2023/02/21

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