内容説明
ガダルカナル戦で惨敗し、撤退するさなかにラバウル、ムンダ、コロンバンガラ、ブーゲンビルと、撃つ弾もなく、飢えを凌ぐ食糧もなく、医薬品さえ手に入らず、マラリアの猖獗する劣悪の南太平洋の戦場でアメリカ軍の猛攻に堪え、辛酸を舐め尽くしながら奇蹟の生還を遂げた若き海軍士官の回想。
目次
第1章 南太平洋の最前線へ
第2章 コロンバンガラの死闘
第3章 ブーゲンビルの墓標
第4章 飢餓地獄の中で
第5章 俘虜収容所の日々
著者等紹介
福山孝之[フクヤマタカシ]
1918年、島根県に生まれる。1941年12月、東京大学法学部卒業。1942年1月、第1期海軍兵科予備学生。館山砲術学校で術科教育終了後、中部ソロモン諸島を転戦。元海軍大尉
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