ガダルカナル勝者と敗者の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769810520
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0095

内容説明

渺茫たる群青の海を、人跡未踏の峨々たる山脈を、ジャングルの繁茂する瘴癘の大地を血に染めた悲劇の発端の小島ガダルカナル―連合軍の意図と兵力を過小評価することで、自滅の道を歩んだ日本軍の敗亡の戦略。戦後57年を経て封印を解かれた第一級の「米軍機密資料」を入手解析し、新視点から捉えた日米会戦史論。「幻想の戦略」を追い続けた日本と「大いなる遠謀」を押しすすめた米国との比較文明論的戦訓。ガ島戦記の決定版。

目次

第1章 幻想の戦略
第2章 大いなる遠謀―「望楼作戦」を含む三つの作戦段階、連合軍「攻勢防御」へ
第3章 大海嘯と土塁―連合軍、ガダルカナル島・ツラギ島上陸
第4章 蒼空の壁
第5章 鉄底海峡の業火―「第一次ソロモン海戦」日本海軍の戦術的圧勝
第6章 兵力温存用兵と戦略的無行為―戦場撤収の論理

著者等紹介

森本忠夫[モリモトタダオ]
1926年、京都に生まれる。1952年、京都大学経済学部を卒業と同時に東洋レーヨン(現東レ)に入社。東レ取締役、東レ経営研究所社長を経て、龍谷大学経済学部教授となる。戦時中は海軍航空隊員として太平洋戦争に従軍
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