内容説明
真珠湾攻撃の約１ヵ月後、たった５隻のドイツ軍潜水艦がアメリカをパニックに陥れた！安眠を貪る大国の耳元で突如打ち鳴らされた太鼓―「ドラムビート作戦」と以後６ヵ月にわたった米沿岸通商破壊戦の全容を、最大の戦果を挙げたＵ‐１２３の戦闘を軸に描くノンフィクション。無為無策のまま船舶２００万トンの殺戮を許したアメリカ海軍の信じられない失態の記録。
目次
Ｕボート群西へ
海へ
宣戦布告
ファイティング・マシーン
目的地ニューヨーク
ハルデゲンを待つもの
鳴りひびく太鼓
ニューヨーク、ニューヨーク
海軍はどこにいるんだ？
帰投針路をとれ！
最後の哨戒
アメリカ海軍奮起する
著者等紹介
ギャノン，マイケル［ギャノン，マイケル］［Ｇａｎｎｏｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
アメリカ・フロリダ州セント・オーガスティン生まれ。第二次大戦中は陸軍で勤務。１９５０年代にはヨーロッパ方面の軍事問題について執筆活動を行ない、１９６８年にはベトナムで従軍記者として勤務している。ワシントンＤ．Ｃ．のカソリック大学を卒業、ゲインズヴィルのフロリダ大学歴史学教授を務めている
秋山信雄［アキヤマノブオ］
１９３７年、静岡県に生まれる。防衛大学校機械工学科（第４期生）を卒業後、海上自衛隊に入隊、潜水艦部隊に勤務、指揮幕僚課程修了後、潜水艦「なるしお」艦長、海上幕僚監部、海上自衛隊幹部学校教官などを経て、１９９１年、一等海佐で退職。現在は主として海軍関係の翻訳、著述に従事している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
