内容説明
明治、大正、昭和三代の隣国との戦争!日清戦争、日露戦争、第一次大戦、そして日中激突の15年戦争―報道班員の眼がヴィヴィッドにとらえた“不幸な戦い”の実相。大陸を舞台にくりひろげられた中国との戦争の歴史その真相。
目次
長崎で暴れた辮髪水兵
支那駐屯軍の新設
対華二十一ヵ条要求
五.四運動の真相
蒋介石の北伐開始
南京暴動事件突発
幣原外交からの大転回
蒋介石の遠謀
国際連盟脱退
梅津・何応欽協定の謎〔ほか〕
著者等紹介
益井康一[マスイヤスイチ]
1911年、徳島市に生まれる。1932年4月、毎日新聞入社、東亜部勤務。陸軍報道班員として終戦まで中国に滞在。1951年6月、新設の毎日新聞東京本社編集局ラジオ報道部(のちラジオ・テレビ部と改称)副部長に、1954年8月から1961年2月まで同部長となる。その後、中部本部(名古屋)編集局次長兼報道部長、東京本社編集局次長、西部本社(北九州)編集局長、東京本社編集局顧問その他。1999年12月没
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