日本はなぜ戦争を始めたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769810360
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0095

内容説明

銃剣で描いた王道楽土の夢とその結末、日中全面戦争の発火点の謎と闇、真珠湾前夜に展開された外交戦争の舞台裏―三つの転回点の知られざる実情を徹底的に検証した歴史ノンフィクション。

目次

第1部 満州事変の真相(「塞外の民」の国;失った特殊権益;満州の帝王・張作霖 ほか)
第2部 盧溝橋事件の真相(村山首相の誤認;日支両軍衝突の仕掛人;「盧溝暁月」の橋 ほか)
第3部 日米開戦の真相(泥沼の支那事変;聖戦の美名のもとに;議会が死んだ日 ほか)

著者等紹介

益井康一[マスイヤスイチ]
1911年、徳島市に生まれる。1932年4月、毎日新聞入社、東亜部勤務。陸軍報道班員として終戦まで中国に滞在。1951年6月、新設の毎日新聞東京本社編集局ラジオ報道部(のちラジオ・テレビ部と改称)副部長に、1954年8月から1961年2月まで同部長となる。その後、中部本社(名古屋)編集局次長兼報道部長、東京本社編集局次長、西部本社(北九州)編集局長、東京本社編集局顧問その他。1999年12月没
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感想・レビュー

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金吾

23
当時毎日新聞記者として勤務していたこともあり、盧溝橋事件と北部仏印進駐については詳しく書かれており面白かったです。何度か戦争回避の機会はありながらそれを逃していく様がよくわかりました。政治家や一部の陸海軍軍人の夜郎自大かつ無責任な状態は恥ずべきことだと感じました。著者が新聞記者なためか、報道には戦後の部分も含め評価が甘いのではないかと思いました。2021/02/27

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