内容説明
日常の喧噪から解放されると、いままで気づかなかったものが見えてくる―自分自身を見つめなおし、再発見する旅でもあるのだ!名所、旧跡、景勝地をまわり、オプショナルツアーに参加してアクティブにエンジョイするもよし、また、静かに流れる船上の時間をたのしむのもよし。9年連続で“クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー”の栄誉に輝く豪華客船でめぐる100日間・地球紀行。
目次
第1章 横浜から香港まで
第2章 南シナ海からスエズ運河まで
第3章 地中海
第4章 ドーバー海峡と北海
第5章 大西洋、カリブ海、パナマ運河
第6章 太平洋
著者等紹介
青木由紀子[アオキユキコ]
1947年、茨城県生まれ。多摩美術大学附属多摩芸術学園映画科卒業。1977年~81年、東宝現代劇附属研究所戯曲科を経て、同研究会第1期生修了
青木勝[アオキカツ]
1944年、埼玉県生まれ。東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業。スポーツニッポン新聞東京本社写真部を経てフリーランス
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
13
写真家としての仕事の条件が、奥様との夫婦旅という「飛鳥」に乗船する事になったご主人の依頼で、旅行嫌いだった奥様が、しぶしぶ?参加した世界一周の船旅の旅行記です。乗客の大半が日本人。日本語の世界というのも、長旅をする上では大きな安心。ベランダ付きのセミスイート。普通に乗船すれば、1人380万円、夫婦で760万円(2000年の事)簡単には乗れません。船上での、色々な講座、映画、エンターテインメント、スポーツ、3食付き、10時と3時、夜食まで付いて食べ放題に近い食事。図書室に日本の本が沢山あるのが良いですね。
まろまろ
4
著者と共に豪華客船を堪能した気分。こんな贅沢な旅行を限りなく羨ましく思う反面、逃げ場がない船での100日間はキツいかなぁとも…。多分他人とのかかわりではヒトコト少なめに、きっと食事も一皿少なめに、が無難なのだろう。雨天のため著者が写真撮影を諦めかけた時、船長があっさり言った「青空区域に船を移動させますよ。」との言葉が印象的だった。船っていいなぁ。2016/06/29