内容説明
自衛隊始まって以来というミリタリー・オタク大宮陸士長が繰り広げる、体験的自衛隊始末記。
目次
ただいま自衛官募集中!
入隊試験
嗚呼、桜並木の着隊日
身体検査のメインイベントって!?
物品受領
華のWAC
ダサさ爆発!青虫ジャージ
護摩の灰
涙なみだの入隊式
感動の武器授与式〔ほか〕
著者等紹介
大宮ひろ志[オオミヤヒロシ]
昭和42年(1967年)、福島県に生まれる。昭和60年3月、陸上自衛隊第六師団隷下の普通科連隊に入隊。重迫撃砲中隊にて副砲手として勤務するも、一任期で退職。以後、数年の民間会社勤めと海外無銭旅行を経たのちふたたび入隊。この間、幹部教育や、新装備の研究開発の支援隊員として勤務する。平成8年、三任期にて任期満了、退職。現在郷里で、農業に携わる傍ら、執筆活動と対ゲリラ訓練に励む
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感想・レビュー
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かおりんご
27
自衛隊。内容がちょっと古いのと、マニアックな話が多いので、一般向けはしないかもしれない…。だけど、問題提起をしているので、そこに自衛隊愛を感じた。2022/11/28
Humbaba
5
自衛隊に入隊したとしても、だれもがその環境を好きになるとは限らない。その場の空気にそまれず、かと言ってそこから抜け出すわけではないという人もいるものである。完全な組織など、実際には存在しないのだが、底を目指して色々と指摘をするというのは必要であろう。2015/03/23
Stair512754
1
元陸士長の書いた陸上自衛隊の内部? イラストも多く軽い内容のように感じられるが、「うーん」と唸らされることも多い あとがきで書いてあるように「かつて在籍していた組織の健全化と精強化を望む者として」というスタンスがはっきりと分かる 特に装備に対する不信感は露わで、至るところで「訓練のための訓練」を批判している 2021/06/04
ぽんちょ
1
★★ 自衛隊にいたものとして自衛隊を面白おかしく書いている2008/09/04
Yumikoit
0
個々の武器の裏話とか自衛隊という場所の色々な裏話。気楽に読む。2013/11/05