出版社内容情報
その副題にあるように、「日本本土侵攻作戦の全貌」について書かれている。太平洋戦争末期、アメリカはコ-ド・ネーム「ダウンフォール」と呼ばれる、最終的な日本攻略計画を策定していた.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』83頁、より)
内容説明
開戦当初の真珠湾作戦から沖縄まで、太平洋戦争の推移を活写し、これまで謎のベールに包まれていた史上最大の上陸作戦計画―日本本土攻撃のための「オリンピック作戦―南九州上陸作戦」と「コロネット作戦―関東上陸作戦」の両侵攻作戦をすべて明らかにし、その戦略構想のなかで苦悩の末に確信に満ちた決断に至る軍事・外交・政治の舞台裏を、日米両国の貴重な資料と証言をもとに解明する衝撃のドキュメント。
目次
プロローグ シャングリラから来た兵士たち
第1章 オレンジ戦争計画
第2章 日本に続く血みどろの道
第3章 勝利は空から
第4章 壊滅まで350マイル
第5章 トルーマンの戦争
第6章 頂上めざして
第7章 敵
第8章 戦慄の兵器
第9章 大統領の選択
第10章 上陸開始
第11章 目標―東京
第12章 降伏への道
エピローグ 「死ぬのは誰の息子か…?」
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- 和書
- 小金原開墾の記録