内容説明
真珠湾で、そしてインド洋で驚異的な戦果をあげて“艦爆の神様”と称えられた武人の人間像を描く海軍人物伝。寡黙して自らの功を誇ることなく、常に先頭にたって部下を統率し、日本艦爆隊を世界最高のチームに育て上げた男の素顔！
目次
序章 サイパンの夕焼け
第１章 芦田川の四季
第２章 江田島の青春
第３章 りんどうの花
第４章 機動部隊、北へ
第５章 海・空戦の攻防
第６章 祖国を後にして
終章 鎮魂への願い
江草隆繁年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
1
「艦爆の神様 江草隆繁」ついて書かれた本(タイトル通り)。他の本では攻撃や作戦についての記述が多いけれど、この本では人となりの記載が多かった。特に、奥様の聖子氏(改名前は清子氏)とのなれ初めや、家族想い・部下想いの人間味あふれる部分について知ることができた。グアム島から出した最後の妻宛の手紙は、心配させまいとする心情から実情が隠されながら(検閲済みなので実情など書けないが)の内容だった。写真ページを見る限り、強面なのでお人柄とのギャップに驚いた。2015/09/06
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- 和書
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