バイトだけでも営業できるマクドナルドの教え方

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769610977
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0030

出版社内容情報

新人アルバイトを短期間で戦力化し社員がいなくても店舗運営できる人材集団に成長させる「教え方」をマクドナルド元店長が伝えます。

「日本一、人を成長させる企業」を企業理念としているマクドナルドの店舗では、スタッフのほとんどが「クルー」と呼ばれるアルバイトで、社員は1店舗に1~3人しかいません。
クルーが中心戦力として各店舗の営業を支えているだけでなく、社員のいない「クルーだけで営業している時間帯」も多くあるのです。

なぜマクドナルドはアルバイトだけでもお店を営業できるのか。

新人を短期間で戦力化し、社員がいなくても店舗運営できる人材集団に成長させる「教え方」を、マクドナルドで20年働いた元店長がお伝えします。

■目次■

第1章 マクドナルドは「教育」をこんなふうに考えている

なぜマクドナルドは短期間で人を育てられるのか
人を育てることは自分を成長させる
同じ目的に向かって働くためには「共通言語」が必要
マクドナルドにおける「常識」を共有する
上司のかけた「制限」が人材育成の限界点になる
人が育たないお店には「負のサイクル」がある
誰もが「成長したい」と思える組織環境をつくる

 マクドナルドのちょっといい話(1)


第2章 新人育成は最初が肝心

採用基準は「一緒に働きたい人」かどうか
いつでもウェルカムな姿勢がスタートに差をつける
最初はみんな「わからない」
新人オリエンテーションが分かれ道
1/100か、それとも1/1か


第3章 自分で考え行動できる人材に育てる

マニュアルに使われるな、マニュアルを使え
「気づく力」を鍛えてあげる
目の前のものではなく「根っこの問題」を探させる
「この先に何が起こるか」を見る力を身につけさせる
お客様のクレームにはヒントがいっぱい
正しく教えれば、正しく動いてくれる
「考える人材」がお店を変える
目の前の問題を活かすサイクル


第4章 クルーの力がお店を強いチームにする

できる店長はスタッフを自慢する
床に落ちているポテトでお店の質がわかる
「責任」と「権限」はワンセット
信頼を得るには「小さな約束を守る」ことから
「大切にしている」ことが伝わる声のかけ方
クルーには無限の可能性がある

 マクドナルドのちょっといい話(2)

【著者紹介】
1986年、日本マクドナルド株式会社入社。1993年、店長に昇格。以降、2004年まで、既存店、新規オープン店を含め、7店舗グループの店長を歴任するかたわら、お客様係の人材育成、ホスピタリティトレーニングなども担当。2002年に「ホスピタリティトレーニング選抜店長」「ホスピタリティセミナー主任講師」に選出。2003年、ホスピタリティプログラム改訂に携わる。2004年、7店舗の統括店長として店舗運営をするかたわら、ハロードナルド活動を通して福祉施設等への地域貢献活動を実施。
2006年、プロフェッショナルコーチ、カウンセラー、研修講師として独立。同年、株式会社メンタル・パワー・サポートを設立。人材育成、採用、コミュニケーション、ホスピタリティ、クレーム対応、メンタルヘルス、組織改革などの研修、コンサルティング、講演などを年間200件近く実施している。障がい者サポートも実施。また、米国NLP協会認定トレーナーとして、認定講座や心理学を活かしたモチベーションサポートも実施している。
日本ビジネス・インキュベーション協会認定インキュベーションマネージャー。米国NLP協会認定トレーナー。MPSコーチングチーフコーチ。心理カウンセラー。

内容説明

なぜマクドナルドはアルバイトだけでもお店を営業できるのか。新人を短期間で戦力化し、社員がいなくても店舗運営できる人材集団に成長させる「教え方」を、マクドナルドで20年働いた元店長がお伝えします。

目次

第1章 マクドナルドは「教育」をこんなふうに考えている(なぜマクドナルドは短期間で人を育てられるのか;人を育てることは自分を成長させる ほか)
第2章 新人育成は最初が肝心(採用基準は「一緒に働きたい人」かどうか;いつでもウェルカムな姿勢がスタートに差をつける ほか)
第3章 自分で考え行動できる人材に育てる(マニュアルに使われるな、マニュアルを使え;「気づく力」を鍛えてあげる ほか)
第4章 クルーの力がお店を強いチームにする(できる店長はスタッフを自慢する;床に落ちているポテトでお店の質がわかる ほか)

著者等紹介

丸本敏久[マルモトトシヒサ]
株式会社メンタル・パワー・サポート代表。1963年4月生まれ。1986年、日本マクドナルド株式会社入社。1993年、店長に昇格。以降、既存店、新規オープン店を含め、17店舗の店長を歴任するかたわら、お客様係の人材育成、ホスピタリティトレーニングなども担当。2002年に「ホスピタリティトレーニング選抜店長」「ホスピタリティセミナー主任講師」に選出。2003年、ホスピタリティプログラム改訂に携わる。2004年、7店舗の統括店長として店舗運営をするかたわら、ハロードナルド活動を通して福祉施設等への地域貢献活動を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

42
クレームは、改善するいいチャンスとかいうなんとかはもうなんかいいというかきれいごとすぎていやだ、元クレーム処理係としては。2度としたくないよ、あんな仕事2014/05/07

ががが

4
マクドナルドで働いてる身としては面白く読めた。マクドナルドの仕事はただハンバーガーを作って売ってるだけじゃない。人を育てる仕事をしているのだ、とは勤務1日目で習うことなのだが、人と人との協力が重要な現場では他のクルーと話し合って合意し、できないことをできるようにしていくということが最重要課題でもある。どんなに設備やシステムが発達して効率化が進んでも「人は人にしか育てられない」の言葉通り、どう人材を確保するかがマクドナルドでは鍵となる。どうもマクドナルドで学べることは仕事一般にも応用可能らしい。2020/08/24

Koji Takahashi

2
飲食店で働く人には「そうだよね」と言いたくなる事が満載の良書。「クルー(アルバイト)を自慢する」事はとても大事。他人の悪い所ばかりに目が行く店長がいる店に良い店を見た事がない…はとても共感できる。店長もクルーだけではなく、部下と上司でも同様ですね。著者はNLPトレーナーである。飲食店とNLPは役に立つ組み合わせなのだという思いをさらに強くした。2013/08/28

ヤバ

1
マクドナルドの店舗運営、人材育成を学べる。簡単にまとめると、クルーとのコミュニケーションについての大切さが語られている。 自分の環境を振り返ると、ここまでの丁寧さには至っていない。みな忙しいとイライラしたり、モチベーションが上がらないこともある。 マクドナルド流までは至らなくても、参考にする部分は大いに感じた。2024/11/30

wang

1
マクドナルドの教育システムの考え方を書いた本。細かなスキルアップが明確に存在し、アルバイトがアルバイトを教えることで教える側がさらに成長する仕組みが素晴らしい。その他具体的な事例で紹介しているのがわかりやすい。2017/10/07

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