内容説明
「天地人」の主人公・直江兼続。世の中の価値観が混乱して、だれを信頼していいのか、何が正しくて何が間違っているのか、あいまいだった戦国時代に、堂々と正面をにらみ真っすぐに歩いた智と勇・義と愛の人、上杉家の家老。現代に通じる時代に生きた男としての気骨、参謀としての決断、リーダーとしての器量。ビジネスシーンで学ぶべきところが多くある直江兼続の深謀遠慮・行動・魅力のすべてを、ベストセラー『上杉鷹山に学ぶ』の著者が、わかりやすく解き明かす。
目次
1章 逆波が跳ね上がっても流れを曲げない
2章 この主君にしてこの参謀―稀に見る見事な天の配剤
3章 天下の覇者と真価を競う―文武両道、中央とのかかわりを深める
4章 運命は二転、三転するがもとへ戻ることはない
5章 「直江状」を叩きつけて溜飲を下げる
6章 関ヶ原か革篭原か、激突の瞬間!
7章 奔馬を支えた賢妻の耐える力
8章 黄金に輝く「愛」の前立て
著者等紹介
鈴村進[スズムラススム]
1930年名古屋市生まれ。名古屋大学法学部卒業。本名・村瀬育男。会社役員として勤務の後著述業。長年のビジネスマン経験を活かして、いかに自己を鍛え、職責を果たすか―をテーマに執筆活動を展開。多くのビジネスマン、管理職の支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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