内容説明
激動を続ける世界―そのうねりは日本の担うべき役割と責任を問う。「国境」「権力」「民族」「競争」「環境」の5つの視点から、世界の動きと日本の将来を見通す基礎知識を解説する。
目次
序章 21世紀を前に、激しく変わる世界(マルタの米ソ首脳会談;ベルリンの壁;ソ連・東欧圏に吹く偏西風)
第1章 国境と、それをめぐるさまざまな事象(分断国家;経済難民;中ソ和解;公用語;ヨーロッパ統合;内戦)
第2章 権力と、それを操る者と隆盛と衰退(アメリカ合衆国大統領;二大政党制;王家の人々)
第3章 狭い世界と、それでいて消えぬ距離感(人種問題;民族問題)
第4章 文化摩擦と、それが生む競争の不公正感(不動産買収;トラブル)
第5章 地球と人類と、みんなは生き残れるか(分化する第3世界;人口;エネルギー;フロン削減;アメリカ病;麻薬と殺人)