内容説明
21世紀は「環境の世紀」と言われる。その名が示す通り、いまや環境問題は新聞や雑誌、テレビなどのマスメディアによって取り上げられない日はないほど、我々の身近な問題となっている。しかし一方で、その内容があまりにも抽象的で量も膨大なために、いったいどれが必要な情報なのか、困惑する人も多いのではないだろうか。本書はこうした状況に鑑み、環境問題をビジネスという観点から捉えることによって、より具体的かつコンパクトな内容にまとめたものである。
目次
第1部 拡大する環境ビジネス(深刻化する環境問題;高まる企業の環境意識 ほか)
第2部 廃棄物・リサイクル関連ビジネス(容器包装リサイクル;食品リサイクル ほか)
第3部 エネルギー関連ビジネス(太陽光発電;風力発電 ほか)
第4部 循環型社会と環境ビジネス(環境ビジネスのキーワード;循環型社会における企業の役割)
著者等紹介
矢島洋一[ヤジマヨウイチ]
85年京都大学法学部卒、同年大阪屋証券(現コスモ証券)入社、投資顧問ファンドマネージャー・証券アナリストを経て、98年大和銀総合研究所へ。現在、産業事業研究部に所属。主任研究員。おもにエネルギー関連ビジネスの調査・研究を行う。(社)日本証券アナリスト協会検定会員
磯辺志津子[イソベシズコ]
96年早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了、同年大和銀総合研究所に入社、大阪本社産業事業研究部を経て99年より東京本社産業事業研究部。副主任研究員。おもに廃棄物処理・リサイクル関連ビジネスの調査・研究を行う
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