K books series
自動車リサイクル―その現状と未来

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769371014
  • NDC分類 537
  • Cコード C2058

内容説明

リサイクルに関係すると、まずreduceを考え、次にreuse、recycleと順を追えといわれる。それが「循環型社会の構築」の基本だ。自動車はどうだろう。使用済み自動車の場合、30年近い解体事業者・シュレッダー事業者の歴史のおかげでこの3Rは完成されている。この歴史の上に85%、95%のリサイクル率達成のための技術開発とシステム構築が鍵となりそうである。これからが正念場である。今後生まれる新機構車のリサイクル法対応策は、いま考えられるシステム形態では問題が発生するだろう。「リサイクル対応技術」は、新型車設計のキーワードになっている。

目次

第1章 リサイクル世紀の幕開け
第2章 自動車リサイクルの現状と向上目標
第3章 リサイクル技術
第4章 リサイクル技術―分別技術と機器の種類
第5章 自動車開発の動きとリサイクル
第6章 自動車リサイクル法成立後の課題

著者等紹介

梶原拓治[カジワラタクジ]
1965年慶応義塾大学工学部応用化学科卒業。同年トヨタ自動車工業(株)(現トヨタ自動車(株))に入社。非金属材料部品開発、塗料・塗装技術開発、化成品生産工場担当と自動車に係わる開発から生産までのほとんどの分野に関与。1993年以降は「自動車のリサイクル率向上」プロジェクトのリーダーを担当し、世界初の85%リサイクル率を達成。現在は「MT企画」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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