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内容説明
風車は、水車とならぶ人類初の原動機である。この風車がいま風力タービンとしてよみがえり、21世紀に向けて研究され、実用化されている。本書では、風力タービン(風車)を理解するための手助けとして風車工学の基礎を論理的に解説すると共に、国内外の風力開発状況、新技術、ウィンドファームの発展状況などを紹介した。風力開発が、他の工学や自然科学・社会科学とも連携し、口先だけでない“地球にやさしい”工学の体系を構築することにより、人類の未来に大きく貢献する日も近い。
目次
第1章 現代の風車
第2章 風力資源
第3章 風車工学
第4章 発展する世界の風力開発
第5章 日本の風力開発
第6章 新技術へのチャレンジ
第7章 地球クライシスとエネルギー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
5
松宮輝著書初読。知人からの推薦本。94年初版、98年改訂。25年前の知見で古くはあるが、当時の風力発電の国内外の実情が理解出来、勉強になった。00年竣工予定の北海道苫前町に建設中だった30基のウインドファームの定格出力が1,000KW。最新のはその数倍。隔世の感。基本的な知識、ウインドミルとウインドファームの違いから空気力学の知見に従った高性能風車の詳細まで網羅的。風車は水車と並ぶ人類初の原動機。奥が深い。どこまで進化するか興味深い。そして、再生可能エネルギーは脱炭素の要。今後の進展が望まれる。2023/12/14
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