樹脂加工技術なぜなぜ100問

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784769341802
  • NDC分類 578.4
  • Cコード C3058

内容説明

本書は著者らがこれまで樹脂加工に従事していて疑問に感じたこと、問題を感じたこと、若い人たちとよく議論をした項目を、化学、化学工学、レオロジーなど広範囲の分野にわたって取り上げ紹介している。このうち、樹脂は汎用、エンプラ、スーパーエンプラの物性を同じ物差しで比較することにより、最適な材料を選ぶための根拠を提供し、レオロジーについては実践の場で役立つように配慮して解説している。

目次

第1章 物性実用篇(どんな樹脂を選べばよいのでしょうか;物性表を比較する時、何に留意すべきでしょうか ほか)
第2章 物性基礎篇(樹脂に類する用語はどう違うのでしょうか;ポリマーはどんな分子構造をしているのでしょうか ほか)
第3章 物性進歩篇(なぜ応力‐歪み曲線が樹脂によって異なるのでしょうか;クレーズと剪断降伏はどのようにして生成するのでしょうか ほか)
第4章 射出成形篇(射出成形機はどんな変遷を経て現在の形になったのでしょうか;型締機構はどこを改良してきたのでしょうか ほか)
第5章 押出成形篇(押出成形の適温はどうなっているのでしょうか;押出量は何によって決まるのでしょうか ほか)

著者等紹介

浜田博晟[ハマダハクセイ]
1962年京都大学工業化学専攻修士課程終了。1962年三井化学(三井東圧化学を経て現三井化学)入社。PP研究(重合、加工)、PP製造(重合、造粒)、樹脂一般の加工研究および技術開発業務に従事。「高分子加工教育」も担当。1995年小野産業入社。熟成形品製造担当後、射出成形技術管理に従事。2002年同社退社。現在に至る

太田靖彦[オオタヤスヒコ]
1970年京都大学高分子化学専攻修士課程終了。1970~1973年京都大学高分子化学専攻博士課程単位取得後退学。1973~1979年(株)クラレ。1979~1984年京都大学。1983年京都大学工学博士学位取得。1987~1989年アクロン大学(米国)。1989年日本レオロジー学会有功賞受賞。1989~1999年三井化学。2000~2001年京都大学。日本レオロジー学会主催工業レオロジーセミナー講師(1995~1997年)レオロジー総論担当。日本レオロジー学会主催応用レオロジー実践セミナー講師(1999年)応用レオロジー概論担当
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