内容説明
契約書を修正する目的は、「自社にとって不利益な内容を正すため」である。一方で、相手方がある契約書を修正することは一筋縄ではいかない。この契約書の修正スキルを身につけるためにはどうすべきか。本書では、契約書の修正スキルを効率よくマスターするために、頻出の25パターンを学んでいく。このパターンをすべて押さえ、この修正技術を駆使してリライトの過程を経験することで、初学者の英文契約書の修正スキルが大幅にアップする。
目次
第1章 権利・義務・責任・保証を追記する方法
第2章 義務・責任を制限する・除く・緩和する方法
第3章 不明確な文言を明確にする方法
第4章 使いこなすのが難しい表現
第5章 リライトの練習
第6章 修正契約
著者等紹介
本郷貴裕[ホンゴウタカヒロ]
英文契約の個別指導・社内研修講師。一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。株式会社東芝で企業法務として海外に発電所を建設するプロジェクト、国際仲裁案件、海外企業買収案件等多数の海外案件に携わる。その後独立し、海外案件で活躍する日本人を育成したいと思い、英文契約、特に海外でプラント・インフラ・その他の建設契約のチェックの仕方について指導する本郷塾を立ち上げる。これまで重電メーカー、重工メーカー、プラントエンジニアリング企業、建設会社、および総合電機等の営業・技術・法務部門を対象に個別指導・社内研修を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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