内容説明
本書は粉体の物性と挙動を中心に、新しい粉体技術分野に対応できるように体系化して、トラブル対策の解決の指針を与え、トラブル発生を事前に予知できるようにこころみた。なお、筆者は1986年に「入門粉体トラブル工学」(工業調査会)を上梓した。本書は、その後の技術面、研究面での進歩を踏まえ、また新たな資料・データに基づいて前著の全面的見直しを図り、大幅に加筆・訂正したものである。
目次
第1章 粉体プロセスとトラブル工学
第2章 粉体プロセスのトラブルの実態
第3章 粉体物性とトラブル
第4章 粉体の挙動とトラブル対策
第5章 粉体機器装置の選定法
第6章 粉体プロセス制御と自動化