内容説明
新素材産業の台頭、先端技術の展開という新しい産業革命ともいうべき時代に入ってきた。特に基礎的な部分に粉体技術の占める割合が大きくなってきた。また、医薬、食品、顔料、農薬などの各分野においては表面改質工学や粒子設計工学が中心となって新しい機能性粒子の開発が進んでいる。しかも、これらの新しい粉体プロセスでは、プロセスの自動化、CPU化が強く要望されている。本書は、この新しい傾向に対応する“粉体プラント設計”と“エンジニアリング・システム”を、その方面の第一線の技術者諸氏にわかりやすく解説していただいたものである。
目次
1章 粉体物性と現象
2章 コンピュータを使った粉体プロセス処計
3章 粉体プラントの配置計画
4章 フローシートの書き方
5章 粉体プラントの自動制御システム
6章 粉体プラントのエコノミックス
7章 粉体プラントのスケールアップ
8章 粉体プラントのエンジニアリングの進め方
付章 データ編(フローシート作成事例;機種選定表)