男と女の建築家が語る家づくりの話

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  • サイズ B5判/ページ数 181p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784769330592
  • NDC分類 527
  • Cコード C2052

内容説明

今の時代、住まいをつくろうと思った時には様々な道がある。しかし、大切にすべきことは、自分自身であり、自分の巣作りであり、自分の体の一部としての住まいの存在である。これは決して人に委ねられるべきことではない。ましてや、既製服と同じ気持ちで手に入れるべきものでもない。住まいはあなたの大切な人生そのものであり、あなた自身の表現の場とも言えるものである。ここにあげた、住まいづくりの事例は、そうした自分の住まい、あるいは自分自身の感性に合う、巣作りのひとつひとつの大切な心のこもった物語なのである。建築家の存在は、そうした夢づくりのお手伝い役であり、見えないところでの快適な住まいづくりのための技術提供者であるといえる。また、人生の良き友人となるかも知れない。女の建築家、中野晶子。そして男の建築家、丸谷博男がこれまでの建築家人生の中で出会った物語をここに語る。

目次

住まいをつくる
家づくりの話
間取りが語る住生活
間取りつくりのテクニック
多種多彩に家族を描く間取り集

著者等紹介

中野晶子[ナカノアキコ]
一級建築士事務所・中野晶子建築設計室。1952年、東京生まれ。76年、東京芸術大学美術学部建築科卒。卒業制作「伝統感覚新事始め」。同年、亀倉雄策デザイン研究室勤務。人間亀倉に生き方の一端を学ぶ。77年、住宅会社の全国8か所のモデルハウスを設計。79年、彫刻家・中野滋と結婚。旧姓本庄。80~82年、長男長女出産。この間に、中野晶子建築設計室を開設。83年、東京工業大学建築学科・茶谷研究室に勤務。「折り紙建築」(初版本)に関わる。85年、重量鉄骨の住宅設計5棟に参画。86年、次男出産。建築家・小井田康和のコーポラティブハウス(港北ニュータウン)設計に参画。90年より読売理工学院非常勤講師を3年間務める。斜面に建つ家、多世帯住宅、混構造の家を得意とし、光と風と熱の流れを創る
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