内容説明
シールは、人々の暮らしに身近な家電、自動車から、産業用機械やスペースシャトルまで、あらゆる機械に必ず使用されている重要な要素部品である。シールの選定、設計をするために必要な基礎知識を初級技術者向けにコンパクトにまとめた。
目次
第１章 シールとは
第２章 シールを理解するための基礎密封理論
第３章 主なシールの用途と取扱い
第４章 故障とその対策
第５章 シール用材料
第６章 これからのシール技術
付録 シールの規格
著者等紹介
山本雄二［ヤマモトユウジ］
１９４４年生まれ。九州大学機械工学科卒業、九州大学にて長年にわたりトライボロジー（潤滑・摩擦・摩耗）の研究に携わる。２００７年３月九州大学大学院工学研究院教授を退官。九州大学名誉教授、ＮＯＫ株式会社技術顧問
關和彦［セキカズヒコ］
１９５４年生まれ。東京理科大学理学研究科博士課程修了後、ＮＯＫ株式会社へ入社。研究部門にてシール技術をはじめとする幅広い自社製品の技術力向上に従事。ＮＯＫ株式会社取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Aira
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1986年1月28日NASAのチャレンジャー号打上げ失敗が燃料シール欠陥によるものだったとは。当時、気温が0℃以下になり弾性低下による燃料漏れが原因。おそらくシールは他の部品に比べて最も安い部類のもの。たかがシール（Ｏﾘﾝｸﾞ）、といえ非常に重要なものなのだと再認識させられた。来年、編者らと折衝しないといけない。。。2011/12/29
