内容説明
機械は、ねじ、歯車、軸受などさまざまな機械要素の組み合わせによって成り立っており、それらの組み合わせを変えることで、種々の機能を生み出している。したがって、機械や機器を設計・製造しようとする技術者は、機械要素にはそれぞれどのような種類があるのか、またどのように選択すればいいのかなどを、基本的な知識として身につけておかねばならない。本書は、機械工学を専門としない人、これから機械工学を学ぼうとする人を主な対象に、機械要素の基礎知識を、具体的にわかりやすく解説している。
目次
第1章 機械に関する基礎知識
第2章 ねじ
第3章 軸系要素
第4章 転がり軸受と転がり直動案内
第5章 すべり軸受とすべり案内
第6章 動力伝達要素
第7章 その他の機械要素
第8章 製品を分解する
著者等紹介
吉本成香[ヨシモトシゲカ]
1975年東京理科大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。75年同大学工学部機械工学科助手、94年同大学教授、現在に至る。工学博士。専門は、機素潤滑(特に流体潤滑軸受の性能改善のための研究に従事)、超精密位置決め技術など。85年度日本機械学会賞奨励賞、95年度日本機械学会論文賞、02年度日本機械学会生産・加工部門優秀講演論文賞受賞
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