内容説明
摩擦に関する法則は、アモントン・クーロンの法則、またはクーロンの摩擦の法則と呼ばれている。クーロンが18世紀に大規模な実験をもとに、その法則を初めて体系的に記述したものが本書である。
目次
第1部 互いにすべっている表面の摩擦(摩擦に打ち勝つために必要な最初の力、または与えられた静止時間の後で、表面をすべらせるのに必要な最初の力;動いている表面の摩擦;摩擦理論の試み)
第2部 ロープを掛けるのに必要な力と軸の摩擦について(ロープの剛さについて;軸の摩擦について;ロープの剛さの理論・機械の計算に先行する実験の応用)