内容説明
半導体製造工程は大きく2つに分けられる。シリコンを加工し配線を形成する前工程と、組立とテストを行う後工程である。後工程のあと、顧客はそれを自社の製品の中に組み込む。本書は後工程プロセスを、前工程と顧客での工程とのリエゾン領域にあるととらえ、半導体産業および製造プロセス全体を視野に入れつつ、後工程プロセスの詳細を解説。
目次
第1編 半導体産業(半導体産業はどのように成長してきたか;半導体ビジネスの収益モデル;前工程と後工程の概要;半導体産業の明日)
第2編 組立・テストプロセス(中間プロセス;組立部材;組立プロセスの前工程;組立プロセスの後工程;テストプロセス;パッケージ)
第3編 半導体製造のインフラと操業(インフラの全体構成;操業;信頼性と品質管理;仕様書による管理)
著者等紹介
萩本英二[ハギモトエイジ]
1948年東京都生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業、1973年同大学院理工学研究科修士課程修了。同年、日本電気(株)入社。半導体事業G、集積回路事業部に配属。以後、封止樹脂開発、セラミックパッケージ開発、PPGAなどの基板パッケージ開発を経て、1986年~90年スコットランド工場出向、DRAM生産をサポート。帰任後、半導体高密度実装技術本部にてTABなどのテープタイプパッケージ、BGA、CSPなどの面実装パッケージ開発に従事する。1998年、半導体特許技術センター異動、2000年弁理士登録。2003年早期退職。2005年、特定侵害訴訟代理業務付記登録。現在、(有)イーエイチクリエイト代表取締役、萩本特許事務所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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