内容説明
本書は、初心者を読者対象とし、オームの法則以外はなるべく数式を使わずに、高速ディジタル回路に関わるノイズ現象とSIシミュレータを説明している。
目次
1 伝送線路の基礎(パルス波形の定義;ノイズとタイミング ほか)
2 ノイズの理論(信号にのるノイズと電源にのるノイズ;負荷の影響 ほか)
3 シミュレータとモデル(構想設計段階でのシミュレータ;フロアプランニングとシミュレータ ほか)
4 ブラックマジック(なぜ50Ω?;パルスの周波数は重要ではない ほか)
著者等紹介
前田真一[マエダシンイチ]
(株)東京計器(現、トキメック)にて、マイクロコンピュータを使ったシステムのファームウェア開発や、SE業務に従事。その後、同社が開始した米国テレシス社のPCBレイアウトCADシステムの国内販売業務を担当。テレシス社がPCBレイアウトとSI、熱シミュレーションを一体化したシステム、Allegro(アレグロ)を開発し、バリッド社と合併したのに伴い、バリッド社に入社。1990年から米国バリッド社でAllegroの日本向けマーケティング業務に携わる。1991年のケイデンス社によるバリッド社買収により1992年に帰国し、Allegroの技術マーケティングを担当。1996年、再び渡米し、現在、KAW/USAでPCBレイアウト、SIシミュレーションのコンサルティング業務に従事。アメリカ、ニューハンプシャー州在住
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