図説・宇宙科学発展史―アリストテレスからホーキングまで

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769204565
  • NDC分類 440
  • Cコード C1040

目次

第1章 近代宇宙論のめばえと発展(天動説の宇宙像―天動説にはそれなりの説得力があった;発想の大転換を試みたコペルニクス―天動説ってどこか違うんじゃない? と彼は思った ほか)
第2章 宇宙は膨らんでいるか、縮んでいるか?(宇宙原論と定常宇宙―宇宙は静止していると考えたアインシュタイン;宇宙項と4次元球宇宙モデル―我々の住む空間は4次元球の球面である ほか)
第3章 マクロの世界からミクロの世界へ(なぜ宇宙論にとって量子論は不可欠なのか―時間空間未分離の世界を扱う量子力学;量子論と不確定性原理―「正確さ」が無意味になる超ミクロの世界 ほか)
第4章 宇宙の創成と宇宙論の最前線(時空のかなたに見る宇宙創成のドラマ―人類の描く宇宙史のシナリオは;量子論の説くビッグバンの原点―エネルギーに満ちた光の粒ありき ほか)

著者等紹介

本田成親[ホンダシゲチカ]
1942年、横浜に生まれ鹿児島で育つ。東京大学大学院博士課程修了。位相幾何学、基礎論専攻。東大教官を経てフリーランスとなり、数理哲学や科学理論関係の著述に携わるかたわら東京芸術大学大学院美術教育研究科客員講師を2000年まで務める。1997年、「佐分利谷の奇遇」で第2回奥の細道文学賞受賞後、文芸作家活動に入る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BULL

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その名の通り、古代ギリシャの時代から現代までの概ねの天文学史をまとめた一冊。分かりづらい概念に関しては図を用いて説明してあり全体の流れを掴むのには適している本なのではないだろうか。2014/07/10

芝柏 太郎

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 古代ギリシャの「天動説」から現代の「インフレーション理論」までの人類の宇宙観の歴史を概観できる本です。数学的に難解な理論を極力抑えた記述になっているので、好奇心を持って読み進めてほしい。ただし、宇宙論はやはり難しいので、短期間で読み終えようとするのではなく、中学3年間もしくは中高6年間かけて、興味のわいた項目からじっくり読んでいくのを勧めます。2012/06/10

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