内容説明
本書は、共同利活用型公共iDCに関して詳述し、コンピュータ化ではないデジタル化を中心とした次世代(日本にとっては次世代であるがITの世界ではすぐに実行に移さなければならない)の情報基盤のあり方を示すとともに、迫り来るデジタル社会の基本理念を明らかにしようとするものである。
目次
第1章 公共iDCとは何か
第2章 デジタルの目指す意味は―社会システムの重要性
第3章 インターネットとメディアの変容
第4章 電子政府・電子自治体の基本構想とコミュニティ
第5章 近代工業化社会の終焉と九〇年代の変容
第6章 情報システムを協調・動的なシステムへ
第7章 公共iDCがもたらす情報ネットワーク
第8章 セキュリティマネジメント
第9章 e‐からc‐へ
著者等紹介
大橋正和[オオハシマサカズ]
1949年生まれ。中央大学大学院理工学研究科博士課程修了。中央大学総合政策学部教授、大学院総合政策科教授、工学博士。通信放送機構「公共電気通信システム法関連研究に係わる評価委員会」委員長。iDCイニシアティブ会長。地方自治情報センター「電子広域生活圏研究会」委員。タイムビジネス推進協議会会長。経済産業省「産業構造審議会情報経済分科会競争環境整備小委員会」委員。電子入札国際標準化国内委員会委員長。電子社会基盤高度利用研究会委員長。北九州市「e‐PORT協議会」会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。