著者等紹介
フリーマン,ドン[フリーマン,ドン] [Freeman,Don]
1908年カリフォルニア州生まれ。ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで学ぶ。イラストレーターとして活躍した後、絵本作家として多くの作品をのこした。代表作の“Corduroy”(『くまのコールテンくん』偕成社)は世界中で長く愛されている。1978年没
デイヴィス,ヴィオラ[デイヴィス,ヴィオラ] [Davis,Viola]
1965年サウス・カロライナ州生まれ。ジュリアード音楽院を卒業し舞台を中心に活躍する。数々の演劇、映画、テレビドラマに出演し、トニー賞、エミー賞、アカデミー賞を受賞するなど俳優としての地位を確立している
ウィーラー,ジョディー[ウィーラー,ジョディー] [Wheeler,Jody]
ニューヨーク在住のイラストレーター。叔母で作家のオパール・ウィーラーに影響を受け出版の道に進み、40作以上の児童書のイラストを手掛ける
木坂涼[キサカリョウ]
詩人、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
26
リサと一緒に「マザーグースのコンサート」に出かけたコールテンくん。リサのひざから滑り落ち、「ステージ見たさ」の一心の成り行きで、思いがけない展開が。ワクワクしながら、ページを開くのがいい。 そして、帰宅してからのオチに、ほっこり。コールテンくんと一緒に小さな冒険と、幸せを感じられる絵本。2024/10/13
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。またまたコールテンくんシリーズに新作♪ 劇場へコンサートを見に行き、リサのひざから転げ落ちたコールテンくん。舞台の裏側へ行き、何とステージにあがることに……。思いがけない冒険が楽しく、リサとの仲の良さにもほっこり♪ 元作者を原案に、絵は続編と同じだが、文は違う人になっている。2024/10/17
そらこ
11
『コールテンくんのクリスマス』『まいごのコールテンくん』同様、ドン・フリーマンの原案でジョディー・ウィラーがイラスト。劇場が舞台だからか、俳優のヴィオラ・デイヴィスが文。リサと一緒に「マザーグースのコンサート」へ行ったコールテンくんはリサの膝から転がり落ちる。コンサートが始まり、場内は暗く、何も見えない。コールテンくんは舞台をよくみようと、うごきまわるうちに……。好奇心旺盛なコールテンくんがあちこちに行くので、読者は楽屋裏まで見える。大変なアクシデントだけれど、ユーモラスで見事なフィナーレに拍手喝采!! 2025/02/03
遠い日
5
コールテンくんのシリーズをまた読めてとても嬉しいけれど、もう原案がドン・フリーマンというだけで、テキストも絵も、テイストを受け継いだだけかと思うと寂しいです。コールテンくんが繰り広げる「困った事態」を回収していくという話の流れも、前巻と同じ。かわいいのはかわいいのですけれどね。2024/11/09
はらぺこあおむし
4
ステージが良く見える場所へ…と移動するコールテンくん。あれよあれよとステージまで!ちょっとドキドキの展開でした。 それにしても、ぬいぐるみを連れて劇場に行くって素敵ですね。2024/11/06