内容説明
類書のない「近代作用素論」への本格的指導書。有界作用素の基礎からヒレ・吉田理論の中核定理への新講。
目次
予備項目
講義(古田の不等式・解説;フーリエ変換・特論;超関数・序論;ヒルベルト空間論における位相・その1;ヒルベルト空間論における位相・その2;ヒルベルト空間論における位相・その3;一般線型作用素とグラフ;完備化理論;楕円型偏微分方程式論・序論;ラプラス作用素の特性;作用素の拡大・要論;ゲルファントの定理と対称作用素;対象作用素のケイリー変換;ユニタリー作用素のスペクトル分解;スペクトル積分・要論1;スペクトル積分・要論2;スペクトル積分・要論3;ストーンの定理;エルミート作用素のスペクトルの解析;スペクトルσ(S)=σp(S)の理論
作用素半群・序論1
作用素半群・序論2
量子力学への応用)
著者等紹介
中村英樹[ナカムラヒデキ]
大阪府立大学大学院(博士)中退、京都大学にて量子重力理論を研究。専門:位相空間論、数理物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。