相対論とゲージ場の古典論を噛み砕く―ゲージ場の量子論を学ぶ準備として

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相対論とゲージ場の古典論を噛み砕く―ゲージ場の量子論を学ぶ準備として

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768705087
  • NDC分類 421.2
  • Cコード C3042

内容説明

相対論とゲージ場の古典論を題材に、「ゲージ場の量子論を学ぶ心の準備」が整うように配慮したガイドブック。

目次

ガイドブックのガイド
「ちゃんとした」理論とローレンツ群
時空概念の変革
質点運動のレシピ
質点運動から場の運動へ
多重線型写像と添え字の上げ下げ
「ギョッとする」記法―微小要素と線型写像の二面性
ミンコフスキー時空上の微分形式
特殊から一般へ
スピノル場の方程式
局所ゲージ対称性と非可換ゲージ場
動き回る物質の中の電子スピンたち
ゲージ場の量子論へのはるかなる道のり

著者等紹介

松尾衛[マツオマモル]
2008年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻卒業。博士(理学)。現在、中国科学院大学カブリ理論科学研究所准教授。主にスピン角運動量を媒介とする非平衡現象の理論研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

御光堂

3
ざっと通読。難しくてよく理解できなかった。ですます調の文体や猫をモチーフにしたイラストで解説するなど、簡単そうに見せているが、タイトルとは裏腹に相対論やゲージ場の理論をちゃんと齧っていない読者には敷居が高過ぎる。ブックガイドにもなっている注が多過ぎるのも良心的なのかもしれないがかえって煩雑になっている気がする。参考文献に関する詳しい注は良い。これで初心者向けというのなら現代物理学は恐ろしい世界だ。むしろランダウ『場の古典論』の方が分かり易そうに思える。2019/05/28

さーど

1
本当に相対論も場の理論も知らない状態から読んだが、非常に分かりやすかった。ただ、私が一般相対論に全く馴染みがないせいもあるだろうが、本格的な場の量子論の本に入るにはこれの後にもうワンステップ必要そうだ。 非慣性系のスピン回転結合に関する理論に章を割いている日本語書籍は他にないので、同著者の物理学会誌の記事と併せて読むとよさそう。 著者ページにてちゃんとした正誤表が公開されているので、見ておくといいだろう。2019/05/19

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