内容説明
数論の面白さ、魅力の尽きない整数の世界へ。人間の精神、知性が生み出した群・環・体―その概念の歴史的必然性・宿命性とは?
目次
素数に関する入試問題から
素数を拾う
素数と合同式
ウィルソンの定理と群
剰余環
剰余環から体へ
位数と直積群
ベルトラン・チェビシェフの定理
巡回群とラグランジュの定理
準同型定理と有限巡回群
いくつかの具体的問題
カーマイケル数
原始根と位数
原始根の存在定理
合成数と原始根
今後の指針と展望
著者等紹介
河田直樹[カワタナオキ]
1953年山口県生まれ。福島県立医科大学中退。東京理科大学理学部数学科卒業。同大学理学専攻科修了。予備校講師。数理哲学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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