目次
アラビア数学
アラビアの代数学
アブー・カーミルの不定方程式
西アラビア数学
ギリシャ、アラビア、ラテン―数学の翻訳
中世ヘブライ数学
フィボナッチを巡る人々
『算板の書』:数と計算
商業問題
遊戯問題〔ほか〕
著者等紹介
三浦伸夫[ミウラノブオ]
1950年大阪生まれ。名古屋大学理学部数学科卒業、東京大学大学院理学研究科科学史科学哲学専攻博士課程単位取得退学、神戸大学国際文化学研究科教授、2016年4月より神戸大学名誉教授。専門は比較科学史、数学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MrO
1
フィボナッチだけでなく、アラビア数学から中世、さらにフィボナッチによって形作られる近代数学にいたる道が詳細に述べられている。数列だけしか知らないのは、あまりに惜しい中世数学の巨人であった。2017/03/19
toiwata
1
(1)アラビアやインドの数学を画餅のように咀嚼したのがヨーロッパの数学ということではないか。日本が和魂洋才をモットーとしたように。(2)<<本当の名前は, ピサのレオナルド (Leonardo da Pisa) です.>> p.6 フィボナッチもレオナルドという名前を持っていたことを知っただけでも読んだかいがあった。2016/04/23