内容説明
現代離散数学を楽しく解説。パズルから最先端理論まで、第一線の学者達が離散数学の魅力を伝える。
目次
基礎理論編(数列と数え上げ;順序木の列挙 ほか)
ゲーム・パズル編(ケーキ分割問題;頭とパソコンを使ってパズルを解こう―『数の六角パズル』を題材にして ほか)
発展理論編(グラフマイナー;連結度と関連問題 ほか)
応用編(安定結婚問題;オンライン問題 ほか)
著者等紹介
伊藤大雄[イトウヒロオ]
1985年京都大学工学部数理工学科卒業。1987年同工学研究科修士課程修了、NTT基礎研究所入所。1995年京都大学博士(工学)。1996年豊橋技術科学大学講師。2001年京都大学大学院情報学研究科助教授。2006年6月~9月英国ウォーリック大学計算機科学科客員研究員。2007年~現在、京都大学大学院情報学研究科准教授。グラフアルゴリズムと計算複雑さの理論、離散幾何学、組合せゲーム・パズルの研究に従事
宇野裕之[ウノユウシ]
1987年京都大学工学部数理工学科卒業。1989年同工学研究科修士課程修了。1992年同工学研究科博士課程退学。大阪府立大学総合科学部助手、カナダ国サイモンフレーザー大学応用科学部コンピュータ科学科客員研究員などを経て、大阪府立大学大学院理学系研究科准教授。主として離散構造とアルゴリズム、組合せ最適化、およびそれらの手法の現実問題への適用に関する研究に従事するとともに、ゲームやパズルに興味を持つ。工学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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