目次
トポロジーとは何か?
ホロモジーのアイデア
ファイバー束とホモトピー
分類空間について
関手の微積分
何でもモデル圏
並列処理とホモトピー
多重ループ空間からオペラッドへ
ホモトピー的代数
組み合せ論と代数的トポロジー
超平面配置と有向マトロイド
トポロジーと工学
ストリング・トポロジー
光次の圏とホモトピー論
著者等紹介
玉木大[タマキダイ]
1964年8月伊勢で生まれる。1989年3月京都大学で修士号を受けた後、米国ロチェスター大学に留学。1993年2月ロチェスター大学で学位取得。4月から信州大学で教鞭をとり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
3
ドーナツとコーヒーカップは同じといったトポロジーの説明ではなく、新しい姿を描いて見せようといううたい文句に釣られた。圏とかもなんか書いてあるし、計算機科学(計算幾何学ではない)や工学への応用も書いてあったのを確認して購読。しかし、まったく歯が立たない。何が書いてあるか一字一句たりともわからない。地道に位相の定義から出直そう。 データのロック、アンロックのシーケンスをトポロジー的に解析してグラフ化することによりデットロックが起きないアクセスの仕方を解説するのだけれど、結論は自明すぎてありがたみなし。2015/01/05
数学徒
1
途中から少し難しくなったんで写経。7割ほど写経かも。 また考えます。2015/04/15
mft
0
有名な pantodon のサイトを作っている人だけあって、読み物としての柔らかさは加わっているがよく似た感じ。詳しく知りたければこっちの文献を読みなさい、という案内に溢れている。まともに勉強すればきっと面白い。2013/05/21
kozima
0
一通り目は通した。self-contained な本ではないし、予備知識も足りなかったので技術的なところはわからないことだらけだけど、なんとなく概念が育つ様子みたいなものが感じられて楽しかった。 技術的な細かいことの理解をそれほど要求することなく,数学の中で抽象化がどのように行われているのか,よい抽象化とはどんなものかを見せてくれる点がよいと思う。2013/01/20